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56章:マサ (1/4)

56章:マサ

少しずつ、スポーツ店での出勤は減っていた。


前は、週6で働いていたのに、週3になっていた。


カイさんに言われたのもあり、前に進まなきゃって、ずっと思ってた。


だから、シフトを削った。


マサの休みの確率の高い日にだけシフトを入れたり、マサに会わないように。


マサに会ったら、自分の気持ちが揺らいでしまう…


そんな事、バカな私にだってよくわかっていた。


マサの顔を見たら、私は、前に進めない。


カイさんは魅力的だけど、私にとってのマサは、特別だったから。


どんなに素敵な人が、目の前にいても、マサの私の中での位置は変わらなかった。


だからこそ、私は、自分から、マサから離れる事が必要だった。
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恋に生きた女 ©著者:りく

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