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8章:流産 (5/6)

目が覚めると、小さな部屋にいた。


一面、白一色の部屋だった。


ベッドが一つ、小さな窓が一つ。


看護師が来た。


『起きたわね。お腹の子は処分したから。人の形はまだしていないから、見せられないけど。』


実感はわかなかった。


一人の人生を奪ってしまった実感は、全くわかなかった。


自分のお腹に、命が宿っていた実感も何も。
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恋に生きた女 ©著者:りく

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