夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
7章:あかり
(10/10)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
僕が惚れている女性の前で涙を見せるのは、
高校生の時以来だった。
親友の彼女とは、
どんなに好き同士でも、
どうしても会えないと告げたあの夜以来だった。
でもあの時と違い、僕は1人だった。
僕の悲しさを、理解させないまま押し付けていた。
ラブホテルの中にある、
あかりの少し絞られた部屋の中で、
僕はリリーにキスをした。
何回も、何回も。
その度に、
涙が溢れてくる。
情けないダサいカッコ悪い。
「ねえ、ほんとに、どうしたの?」
リリーは僕の頬を両手で挟むと、
真剣な顔つきで聞いた。
「ゆり」
僕が鼻声で答えると、
リリーはハッと驚く顔を隠さなかった。
部屋のあかりが少し揺れたような気がした。
<前へ
112 /135
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
Lily ©著者:K山K太
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.