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3章:お金 (4/4)

「あたし、AVに出るの。家族にバレないかなあ…。」


「え…何で!?」


「何かね、闇金の担当さんから紹介して貰ったんだけど…もう借金がかなり増えてて、このままじゃ返せないから。」


「彼氏は…?」


「ミカが色んな奴に見られるのは嫌だけど、仕事なら仕方ないから俺は我慢するよって」


「…。」
言いたい事は色々あったが、抑えた。


「ミカ、それ以外に方法はないの?」


「うん。」


何だか。
何か安っぽいドラマを見ているようで現実感がなかった。


どっからこうなった?


えーと、ホストが彼氏になって

ミカが風俗やって


痣で店勤務できなくて

家賃がなくなって?


…AV?



…もう、頭がぐちゃぐちゃだ。
何が起きたんだ?

一緒に普通の会社で働いて
可愛いくて憧れで
似てると言われて双子ファッションなんかして
いつも一緒にいた

ここにいるのは、あのミカちゃんなんだよな?


そんな僕に気づいたのか

ミカちゃんはさりげなく話題を変えた。


そして
また、あまり僕にこういう話をしなくなった。
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ミカちゃん。 ©著者:A。

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