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2章:何かが…。 (2/6)

久し振りにミカちゃんに会う事になった。

電話口で、
「あたし太ったかもー。肌も荒れてるし、久し振りに会うのに恥ずかしい」

なんて言ってたんだけど

実際現れたその人はむしろ

前より一回り細くなっていた。


やっぱり可愛いなあ…。なんて思っていたんだけど、


お決まりのカラオケで踊り出したとき

彼女の内腿と二の腕に紫色の痣が点々と見えた。


「ミカ、それって…。」

「ああ、これ?大丈夫!別に暴力じゃないよ。彼、セッ○スの時に噛む癖があるんだよね。キスマークみたいなもんだし、あたしも嫌じゃないからさ」


「そうなんだ…。」


僕は、人の性癖に対して口出しをする程野暮じゃない。


でも。

会う度に痣は増えていった。

新しい痣は赤い。
2〜3日で紫に。
しばらく経つと茶色。
治りかけは黄色…。


そんな色とりどりの痣が

ミカちゃんの白く透き通るような肌にいつもあった。


ミカちゃんは、今はホストの彼と幸せだよと言う。


今までの安定剤が効かなくなっちゃったんだよね、と言って

食事の後に新しい薬を飲んでいた。


僕にはわからないけど

幸せでも
薬はいるの?

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ミカちゃん。 ©著者:A。

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