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10章:ディスチャージ。 (1/2)

10章:ディスチャージ。

昔、女の子3人でバンドを組んでました

初めてその女の子たちとスタジオに入ったとき、ベースヴォーカルの女の子とまず友達になって、髪の毛をピンクに染めた、ドラムの女の子とは初対面でした

ビリビリに破いた黒の網タイツを何枚も重ねてて、髪の毛と同じピンクのドクターマーチンを履いていて、ピタピタの革ジャンを着ていました。。GGアリンの全身ハードコアのTシャツを着ていて、正直 ちょっと怖かったです

その時はベースヴォーカルの、いちばん年上の子がリーダーで、その子が全部ドラムやギターのリフを指示していて、どっちかと言うと パンク〜ニューウェーブ、80'sのポストパンク みたいなのをやっていました(*^o^*)♪

私は緊張していて、テクも何もないし あんまりギターも上手じゃなかったので 彼女たちに迷惑をかけたらいけないなと思い、(正直ドラムの女の子も怖いし)「わからないことは素直に何でも聞いて、いっしょけんめい練習しよ〜」って 誓いました。

何曲か今、彼女たちがやっているオリジナルの曲を聴かせてもらい、ベースヴォーカルの子がギターのところを弾いて聴かせてくれたりして 今後3人で練習するときに使う課題曲みたいなのを録音してもらいました(*^o^*)

残り時間 30分になったとき、リーダーが「何か適当に好きなリフ弾いて みんなでセッションしてみよ〜か」 と言ってきたので いきなりそんなハイレベルな事を と正直焦りました。そしたらそれを聞いた途端、 さっきまでは8ビートで課題曲を淡々とこなしていたドラムちゃんが、うって変わって2ビートのハードコアを オカズをガンガン入れながら 叩きだしました(笑)
なんだか顔つきも違います☆
ミニスカートから伸びる足が ガンガンスネアを叩いてます

びっくりしましたが、私には何故か このリズムには馴染みがありました。それは前に付き合ってた彼が UKハードコア、クラストコア、グラインドコアといった類いの音楽が好きだったからです。

「アナタもハードコア憶えなさいよ。。」

という彼の一言で、私はあらゆるCDを聴きまくり 耳こぴでいくつか弾けるようになり、ハードコア特有の ピックを下から上の弦まで弾き上げて、キュイーンと言う小ワザまで獲得していました。
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This is PUNK ROCK'show. ©著者:ニャンポップ

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