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5章:石野卓球 (1/1)

5章:石野卓球

石野卓球が鶴舞に来たよ。

ベビーカステラを2袋も食べたから、お腹がいっぱい。

かわいそうにオーバードーズした男の子が芝生に倒れてる。
エビアンを抱えて不安そうに空を眺めている。

瞳孔は開きっぱなし
最前列では皆、「卓球〜!!」とか、思い思いの歓声をあげている。
その中で一人、テクノカットの男の子が直立不動の姿勢で ブースの中の卓球に向かって、「ありがとうございま〜す、ありがとうございま〜す!!」と、叫んでいた。

よっぽど卓球に会えたことが嬉しかったんだと思う(*^_^*)
問題は姉で、私はライヴは大半が姉といっしょなんだけど 姉はとっても破天荒!
ライヴではいっつも最前列に行きたがり、ビールがなくなったり 飽きてくるとすぐにどこかへ消えてしまう。

そしてまた自分の好きな曲がかかると人を押し退けて入って行く。

ハードコアのライヴだと、進んでモッシュ&ダイブしてる中へ入って行く。

パンクのライヴだと、ステージに向かって自分のブラジャーを外して投げる。

ライヴが終わってステージにブラジャーを取りに行って、路上で通りすがりのパンクロッカーの男の子を捕まえて、「ちょっとアンタ、ブラジャーのホック着けて!」といきなり頼む。
そして素直に従うパンクロッカー(笑)

面白いんだけどね。
いっつも最前に居てもハラハラして 気分はセキュリティー。
どっかで誰かにビールをぶっかけて、殴られてないかしら

とか。。

とっても可愛い酔っぱらいの女の子と知り合いになった(*^_^*)

めぐりちゃん。

友達になってくれるかな。

また会えるかな。

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This is PUNK ROCK'show. ©著者:ニャンポップ

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