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3章:木こりの家 (1/3)

3章:木こりの家

2人が森を抜ける頃には、すっかり暗く…

獣の鳴き声が聞こえる…

大男
「おまえさんは、ラッキーだったな…。」

少年
「何がですか?」


大男
「この辺りは、夜になると凶暴なモンスターがうじゃうじゃ出てくる(笑)」

少年
「村人は、襲われないの…?」


大男
「大丈夫…!
ここには、スキルを磨きたい…
剣士に…

アーチャー…

魔法使い…

色々な冒険者が集まって来る。」

少年
「そうなんだぁ…」

大男
「この森は別名…
ナイトコロシム
って呼ばれてる。」

少年
「コロシム…。」

大男
「だから、村も夜の方が活気があって楽しいぞっ♪」

少年
「変わった所だね…。」

大男
「この森の端には、一つだけ水の国と繋がる道があると聞く…。

あの池より向こうは、聖霊の支配する空間らしい…。

その聖地を抜けると、水の国。」


少年
「ここは、何の国?」

大男
「お前、何も知らないんだなぁ〜。

ここは、森の国!

北に、水の国

南に、森の国

間に、聖霊の国

海の向こうに、

北の機械の国と

東に竜の国がある…。
ここに来るのは、腕を磨きに来る奴ばかりさっ(笑)

それで、村も成り立ってる。」

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NES〜ネス〜 ©著者:太陽と月

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