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3章:大いなる意思 (1/8)

3章:大いなる意思

…落ち着け。

殺意と恐怖が入り交じった混濁した意識の中
殺意だけに集中しようとしている俺の脳裏に
あの路地裏で脳裏に響いた声が再び聴こえる。

…そうだ。私の声を聞け。

『誰だッ!!俺に喋りかけてくる奴は!?』

…無理して叫ばぬとも聞こえる。だから聞け。

「ハッハァ~」
あの忌々しい聞き覚えのある笑い声が暗い部屋の片隅から聞こえた。

『テメェ!!長髪野郎ッッッッ!!』

…聞け。あいつの名前はブレイド。コードネームだ。
そして私の名前はシャーマン。
私自身はこの部屋にはいない。


一体、自分の身に何が起こっているのかも
理解出来ずに意識を保っていた細い糸が途切れるように
俺はまた意識を失った。
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