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1章:はじまりの日 (1/9)

1章:はじまりの日

『バチバチバチッ!!』


高架下の暗い路地裏で今日も俺は拳を奮っていた。

俺が拳を奮う時、相手に拳が当たる瞬間に見える青白い火花が見えるか?
何かが弾ける様な音と共に相手の意識を奪う俺の拳。
そう。
この拳が当たった瞬間に
ほとんどの奴は意識を失う。
俺は一方的な力を街のゴロツキ共に奮う事で
いや、正確には奮わされる事で
自身の苛立ちを消化させているんだ。

ゴロツキ相手の苛立ちじゃなく、
何故、俺にこんな力があるのか
こんな力を持ってしまったのか?と言う事にいつも苛立ってしまっていた。

しかしその苛立ちは消す事など出来ずに
夜の闇の中に光る自身の拳をぼんやり見つめ
その弾ける音を聞きながら更なる苛立ちを掻き立てていた。

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