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14章:彼女
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14章:彼女
イッキの家をお邪魔した後
俺は彼女の家にいた
彼女の名前は『まり』
健『何か友達の親に助けれる会、見たいなんあって明日市の職員と会う事になった』
まり『そうなの?良かったじゃん』
俺『うん。てか本間ありがとうね』
まり『いいよ…』
まりは俺と同じで泣き虫だ
この『まり』だけは今俺がホストをしていながらでもたまに思い出す
先輩からかくまってくれたり
ご飯を作ってくれたり
凄い迷惑をかけて助けて貰った女だったから
彼女の家を去り
次の日
もしもし?民生員の方です?
民生員『はい、そうですよ?昨日聞いてた竹田健司君?私名前は枝野』
健『枝野さん!今日はよろしくお願いします。今もう市役所近くなんですが』
枝野『わかったわ。すぐ行くからそこでまっとける?ごめんなさいねえ』
健『いえいえ。また着いたら電話下さい』
そういいつつ電話を切った。
俺は初対面や歳上の方、上司には絶対敬語を使う
当たり前だが。
それに自慢ぢゃないケド
気も空気も人一倍読むのが早い
いつもそれで疲れるんだが
よく誉められた。
ピリリリ!
健『はい。もしもし?
枝野『今市役所の入口にいるから入口でまってますね』
健『あ!わかりました!すぐ行きます』
目の前のファミリーマートにいた俺は走って入口まで行き枝野さんに頭を下げた
健『初めまして!枝野さんですか?竹田です』
枝野『初めまして枝野です。思ってたより小さくて若いわねえ♪』
枝野さんは羨ましそうにこっちを向き話かけてきた。
枝野さんは40代くらいで友達のお母さんって感じの人だ。
枝野『さ、今から中に入って話するから健司君の気持ちをしっかり言いなさい!きっと通じるから』
といい中に入り個室に案内された
しばらくすると
眼鏡をかけた真面目そうな男性と
真っ黒な髪の女性が入って来た
少し沈黙があり
枝野『初めまして民生員の枝野です』
こちらは昨日お話した竹田健司君です。
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