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10章:中学校2年生
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10章:中学校2年生
卓球部に入り一年が過ぎた
その一目惚れした女の子と喋りたく
その子が通う卓球スクールにも行った
中学三年生になる手前
一つ上の人らは卒業
どうしても好きな気持ちを伝えたくて
勇気を出し家に行き告白をした
二年間の初恋は何もなかったかのように終わった
そう俺はフラれた
それから中学三年に上がり初めて彼女が出来た
自転車で40分はかかるくらいの距離だが
その彼女とは二年くらい続いた
当時夏の時期
ショウタにも彼女の友達を紹介しよくダブルデートをいった
だかいい時期はそう続くもんでもない
俺らは7つ上の先輩に目をつけられた
毎日ボコボコに殴られ
どうしようもなく被害届を出した
だか相手は市議会員の息子で警察は捕まえたもののなぜかすぐ出てきた
噂で聞くと警察に何か入れたんだろう
事件は明白になる事はなくうやむやにされた
そこからは何もなかったが
事件は続くもんだ
当時あれていた俺らは原チャリを乗り事故を起こした
ショウタはまた別で転倒し今も消えない傷がある程に
俺は隣から車がつっこんできて
無免許にもかかわらずお金が60万くらい入った
ある日12月の寒い時期
相変わらず貧乏生活は続き
お母さんに何か出来る事ないかなって思い
新聞配達を思いついた
夜中だけなら出れると思い
面接にいった
結果は見えていた
免許もなく中学生、しかも夜中希望
話すらしてくれなかった
だが俺は諦めなかった
毎日そこに行き話を聞いてもらい事情を話した
するとこの根性には負けたよ
健『え?いいんですか!?』
興奮し息をきらしながら俺はきいた
新聞『ああ、明日から働いてくれ!そのかわり毎日3時!遅刻は絶対しちゃダメだ!』
健『ありがとうございます!』
嬉しすぎて親にすぐ報告した
ねえねえお母さん!
新聞配達受かったよ!
母『良かったじゃない!でも疲れた時は休みなよ?』
健『大丈夫!俺若いから!』
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