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7章:あかんたれ
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7章:あかんたれ
最近、母がいきつけの居酒屋が出来た
名前は『あかんたれ』
そこは『つけ』をさしてくれた。
後払いで俺が夜、腹が空いて泣いていた時いつもそこに母と夜中まで一緒にいた
あかんたれのママ『健ちゃん?今日も刺身?絶対将来酒飲みになるなあ』
今思えば大当りだ
健『本当?お母さんみたいに飲んだくれにはならないよ』
母『何やとー』
アハハハ
毎日こんな会話が続いた
親はいわゆる酒豪だ。
あかんたれのママ『健ちゃん?楽しみはあるの?』
健『あるよー!ここで腹いっぱいご飯食べれるのと給食!』
そうゆうといつも笑っていたみんなが笑わなかった
ってより笑えなかったんだろう
しばらく沈黙が過ぎ帰る事になった
あかんたれのママは毎月生活保護をとりに行く時お母さんにべったりくっつきしっかり集金をしていた。
帰り道
お母さん?また暗いね…
家についた
そう電気はつかない
風呂は水風呂
朝明るい時ふるえながら入った
家はこの当時ゴミ屋敷になっていた
ゴキブリは大量っていきを超えてでるし
寝る場所はキバッたコタツの中
もちろん下はゴミだ
お母さんは一切掃除もせずこの頃から俺をほったらかす時が多かった
片付けても片付けても片付かない部屋
ぽつり一人でロウソク一本立てて片付けていたら夜中にも関わらず
ブチ破れそうな勢いでドアをどついて来た人が来た
コッラァ!竹田ー!でやんかーい!
ビビりながら俺は慌てて出た
顔を見ると見るからにパンチのきいたオッサンがたっていた
怖い人『親ださんかい!
』
健『い…いないです』
怖い人『嘘をつくな!と、ずかずか中に入ってきた』
きったねー部屋だな!
電気もついてねーじゃねーかよ!
お前名前は?
健『健司…』
健司かお母さんはなあ内にお金借りて払わない悪党なんだよ
だから今いるとこ知らない?
恐持てのオッサンはしつこく聞いてきたが俺は口が固かった
こんな親でも好きだし他人には教えない
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