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8章:芸能人のお客様
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何せ私の接客はホステス寄りと言われていました。
会話を盛り上げ、何とかして触らせないで次に引っ張る…
みたいな感じでした。
『すずちゃん、今から行くお客さんね、なんか有名人みたいなんだ。だからなるべく足音立てないでドアもすぐ開くようにしてあるからこっそり入ってきてほしいんだって。
誰かは聞いてないんだけど…』
ぶっちゃけミーハーさの欠片もない私。
音を立てないで入るということだけ意識して聞いていました。
有名人かぁ〜偉そうなのかな〜めんどいな〜みたいなことを車で考えていました。
某シティホテルに到着。
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