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3章:2 (3/14)


「お先に失礼します」

と言い、駐車場が近いバックヤードから外へ出る。

そこには悠斗の車が停まっていた。

「お疲れ」

「うん。ありがとう。」

と、言葉を交わし、車に乗り込む。

「今日、どうだったー?」

「結構忙しかったよー。久しぶりにオーダーミスしちゃった。」

「紗織が?珍しいな」

「うん。考え事してたから…」

「…そっか。」

悠斗はその後は無言で車を走らせた。
私の家に向かっているんだと思い、私も何も言わなかった。

「どっか行きたいとこある?」

と悠斗に尋ねられた。
私は予想と違い、少し戸惑ってしまい「疲れちゃった」と可愛くない事を言ってしまう。

「そっか…、じゃあ帰ろっか。」

と言う彼の横顔が少し寂しそうに見えた。





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えんぎ。 ©著者:秋羅

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