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6章:〜偽り〜 (3/104)




正樹に言われて、隼人がふと、自分の両方の手の甲に目をやると、肉がえぐれた様な引っ掻き傷ができていた。



隼人「・・・・・・」



正樹「ねぇ、はやっちゃん、何で黙ってるの?」



隼人「・・・うるせぇっつたの聞こえなかったのかよ。」



隼人はそういいながら正樹を睨むと、正樹はガバッとソファーから起き上がった。


正樹「わかった。
黙るよ。
そのかわり・・・はやっちゃん、何個か質問するから答えて。」



隼人「・・・・・・」


隼人は面倒くさそうに眉間にシワを寄せると、正樹から目をそらし、ソファーに寝ころがる。



正樹「・・・まず、一つ。
何で、未歩をココに置いておかないの?
逃げられたらどうするの?」



隼人「・・・」



正樹「・・・はやっちゃん!!」


隼人「・・・うるせぇな!!ココに置いといたら、お前等がベッド使ってて、俺が寝れねぇだろうが!!」


隼人が怒鳴るように吐き捨てる。



正樹「・・・めちゃくちゃな理由だね。
まぁいいや・・・
じゃ、もう一つ。
未歩とはやっちゃんは、俺等が知らない所でエッチしてるの?」



隼人「・・・・・・」



正樹「・・・してるのね。
もう、一つ。」



隼人「・・・もういいだろ。黙れ。本気で切れるぞ。」

隼人はそういいながら、正樹を睨むと、正樹も真っ直ぐに隼人を見つめた。


正樹「・・・これで最後だから。
・・・はやっちゃん、まさか未歩の事好きになったの?」



隼人「・・・お前馬鹿か?そんなわけねぇーだろ!!」



正樹「ならなんで、未歩とコソコソ会ったり、ココに住ませなかったりするの??
ココに住ませないのは、俺らと未歩がやってるの見るのが嫌だからじゃないの?

・・・あぁ未歩と俺等がじゃないか(笑)

未歩の"あの顔"と俺等・・・」



ガンッッッ


正樹が顔を真っ赤にしながら隼人に話していると、いきなり、正樹に隼人が蹴飛ばしたテーブルが当たった。



隼人はゆっくりと立ち上がると、汗をかいて目を血ばらせている正樹を見下ろす。



隼人「・・・てめぇは何がいいてぇんだよ。」



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