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5章:〜悪夢〜 (51/52)




未歩「・・・んっ」



未歩が次に目を開けた時には、もう昼近くになっていた。


((私・・・まだ生きてる。))


未歩は、カーテンから漏れる光の眩しさで生きている事を確認すると、まだうっすらと痛みの残る首をさすった。



体をゆっくりと起こし、辺りを見回すが、もう既に出ていったのだろうか、隼人の姿はそこにはなかった。





((・・・・・・なんだったの?
・・・死ぬかと思った・・・))


未歩は辺りに散らかるボロボロになった自分の服を見て、昨日の隼人の異様に冷たい目を思いだし、ゾクッと身震いをした。



ベッドに置いてあったタオルケットを体に巻き、起き上がろうとすると、下半身に鈍い痛みが走る。



立っているのが辛くて、ベッドの下にゴロッと横になると、少しだけ痛みもおさまった。



((・・・・・・やっぱり、夢なんかじゃなかった・・・こっちが現実だ・・・))



そんな事を考えていると、ボロボロと涙が目から溢れだしていた。



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X ©著者:百合蝶

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