ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

3章:〜絶望〜 (55/56)


また通りに出て、タクシーを拾い家につくと未歩はベッドに倒れこんだ。

泣きすぎてボーッとする頭と下半身の鈍い痛みで、体を丸めるとあっという間に眠りについてしまっていた。



〜♪〜♪


軽快な音楽で未歩がうっすらと目を開けると、ピカピカと携帯のランプがついていた。


未歩は寝転がったまま、携帯を手に取り開くと"不在着信5件"と表示されていた。


目を擦りながら携帯を操作すると、4件は結実からで、1件は隼人からだった。


未歩は結実の着信にカーソルをあわせて通話ボタンを押すと、直ぐに結実は電話にでた。



結実「もしもしぃ」


未歩「仕事おつかれぇ。ごめんね、寝てたわ。」


結実「起こしちゃった?ごめん・・・」


未歩「・・・どうしたの??なんかあった??」


結実の声はどこか元気がないように聞こえた未歩がそう聞くと、電話ごしに少し鼻をすするような音が聞こえる。



未歩「結実?」



結実「・・・未歩はああいってくれたけど、やっぱ我慢できなくて正樹と別れちゃったぁ〜(笑)」


結実は少しテンションをあげそういうと、笑った。


未歩「喧嘩したの??」


結実「ん〜というか、電話で他の女の事追求したら、めっちゃ切れられて、そのまま別れ話(笑)
でもなんかすっきりしたわ(笑)
憂さ晴らしに未歩さん、飲みに行かない??」



未歩「・・・そっか、ちょっと待ってて。折り返し直ぐにかけるから。」




82 /698

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

X ©著者:百合蝶

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.