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35章:大家 (1/1)

35章:大家

とある一組のカップルが、何故かすぐに住居人が恐怖の余り引っ越してしまうアパートへお金もなかったので住むことにしました。

二人とも霊感はなく、幽霊が出ても大丈夫だと思っていました。

引っ越しをした初日、大屋の所へ挨拶に行ったところとても優しく接してくれました。

二人はこのアパートは幽霊が出るのか聞きました。

すると大屋は

「一年くらい前かな…このアパートの住人が八つ裂きにされて惨殺されたんだよ……あちこちから借金してたみたいで、家賃も滞納してたんだけどとても人あたりがよくてねぇ…他にも何人かここの住人が惨殺されていて…」

大屋は目に涙を滲ませて言った。

「そうですか……」

彼女が言うと

「あっ、そうだまだ犯人も死体も見つかっていなくてねぇ、この辺は物騒なんだよ。気をつけてね」

大屋はにこりと言った。

その夜……彼女は何かに気付いたように震えていた。

彼氏が聞くと、

「殺される…まだ死にたくない」

と連呼している。

詳しく話を聞くと

「前の住人を殺したのは大屋さんなんだよ?だって……だって大屋さんが死体の状態知ってるわけないじゃん。死体は見つかってないんだよ?」

彼氏は顔をあおくしてすぐに引っ越しを決めた。

今そのアパート、大屋はどうなっているのだろうか…
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都市伝説 ©著者:坂本歳三

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