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28章:ドラえもん (1/2)

28章:ドラえもん

ドラえもん

ある日のこと、
ドラえもんが急に動かなくなってしまった。


未来からドラミを呼んで調べてもらうと
原因は電池切れであることがわかる。
ところが、ドラえもんには予備電源がない。

実は旧式のネコ型ロボットは耳が予備電源となっており、そのためメインの電源を交換しても記憶データを引き継げるのだが、ドラえもんは耳をネズミに齧られて無くしているため、もし電源を交換してしまうと今までののび太との思い出が全て消去されてしまうというのだ。


ドラえもんの設計者を呼んで助けてもらうことも考えたが、ドラえもんの設計者が誰かというのは極秘事項扱いで明かされていないため、それは不可能なのだという。
のび太はそれを聞くとドラミに礼を述べ、ドラえもんをこのままにしておいて欲しいとだけ告げた。



数年後

のび太は海外留学から帰国して
最先端技術を持つ企業に技術者として就職した。


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都市伝説 ©著者:坂本歳三

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