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16章:走る男 (1/2)

16章:走る男

走る男

ある休日、Aは余りにも暇だったので、近所の古びたレンタルビデオ屋にビデオを借りに行った。
するとそこはもう閉めるらしく、閉店セール中だった。

店内にはどれでも一本百円で古いビデオを売り払っているコーナーもあり、Aはそこでどうせなら埋もれている名作を見つけて得しようと、張り切ってビデオを漁った。

しかし思った以上に殆ど聞いたこともない駄作ばかりで、Aはガッカリした。
当たり前だ、だから百円なのだ。

しばらくして諦めかけたAだが、一つだけ目に止まるビデオがあった。
『走る男』

そうタイトルだけ記された、何とも斬新? なパッケージのビデオ。

「しょうがない、どうせ百円だし暇つぶしになればそれでいいか」

Aは自宅に帰ると早速ビデオを再生した。

タイトルも出ずに、いきなりホームレスのようなボロボロの服を着た痩せ型の男が走っている映像が映し出された。

「? 手に何か持っている…鋸だ。何で鋸なんか持っているんだ?」

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都市伝説 ©著者:坂本歳三

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