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9章:深夜のエレベーター (1/1)

9章:深夜のエレベーター

同僚のRから聞いた話です。

Rの部署は残業が多く、下手をすると終電を逃してしまうこともあるとか。

その日もRは1人で残業に追われ、帰り支度を始めたのは深夜1時を回った頃だったそうです。
疲れ切った体を引きずりエレベーターに乗り込んだのですが、すぐ下の9階で止まりました。

こんな時間に自分の他に残ってる人が…? 少し不思議に思いましたが、その階で乗ってくる人は居ませんでした。
エレベーターの故障か何かだろうと、気にしなかったそうです。

ところが、また次の階でもエレベーターは止まりました。…またしてもドアの向こうには誰も居ません…
誰かのイタズラか、とドアから頭を出し外を見遣りますが、そこには真っ暗なオフィスが続くばかり…。

その後も7階、6階…と各階でエレベーターは止まり続けたそうです。
さらに…階を下るごとに背後に気配を感じ始めたとか…。

これはエレベーターの故障で、気配なんて気のせいだ! そう必死に言い聞かせたそうです。

しかし、2階でエレベーターが止まった時

ビーーーーー!

唐突にブザーが!

『定員オーバーです』

機械の無機質な声を背に、Rは振り返ることなく階段へ走ったとか…。

誰もいない深夜のオフィスでは、『何か』が活動しているのかもしれませんね…。


誰もが体験してるのではないでしょうか??
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都市伝説 ©著者:坂本歳三

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