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7章:無言電話
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7章:無言電話
無言電話
俺の家の電話に無言電話がひどい時期があった。
ほぼ毎日、時間はまちまちだったが、ある時期ぐらいから夜遅くにかかってくるようになった。
その無言電話は当然の如くまず無言なのだが、いつも後ろの方でなにやらガサガサ音がしていた。
だんだん家族全体で腹が立ってきて、ついにナンバーディスプレイを導入する事にした。
導入の2日後の確か午後10時頃、ついにその無言電話がかかってきた。
受話器を取るといつも通りの無言とガサガサの音。
ディスプレイを見ると番号がバッチリ出ていたので、すぐに電話を切りその番号をかけ直した。
さてどんな事を言ってやろうかなみたいに考えながら番号を押した後、俺はかたまってしまった。
「この電話番号は現在使われておりません。番号をお確かめになった上もう一度……」
へ? だ、だって今かかってきたばっかの番号だぞ?
その後も何度かけても聞こえてくるのはテープの音声のみ。
一度諦めて受話器を戻し電話のある部屋を出ようとした時、再び電話が鳴った。
恐る恐るディスプレイを見るとさっきの繋がらない番号……。
受話器を取ってみると、テレビの砂嵐のようなザーという音が聞こえた。
気持ち悪くてすぐに切った。
その後も何度かけても聞こえてくるのはテープの音声のみ。
一度諦めて受話器を戻し電話のある部屋を出ようとした時、再び電話が鳴った。
恐る恐るディスプレイを見るとさっきの繋がらない番号……。
受話器を取ってみると、テレビの砂嵐のようなザーという音が聞こえた。
気持ち悪くてすぐに切ってもう一度かけてみたがやっぱり繋がらなかった。
この日以来、この無言電話はプツリと途絶えた。
あれは誰かの手の込んだイタズラだったのかそれとも……。
ま、別になにもなかったからよかったんだけどね。
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都市伝説 ©著者:坂本歳三
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