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16章:〜指名〜 (17/17)


LOVE&JOY この音楽を忘れる事はないだろう。


初めてのシャンパンコールの曲。


ホストをデビューしてから何日間かでシャンパンをもらえるとは思ってなかった。


王子様に勇姿を見てもらいたかったがこの日は店に来ていない。


それから何時間か過ぎ、
ラストの曲が流れ照明が明るくなる。


夜の時間が終わる。


お会計は10万を越えていた。

全てギャル1が支払う。

財布には諭吉がたくさんあった。顔も整った今時のギャルだったのできっと売れっ子なのかもしれない。


エレベーターまで送ると


ギャル2「楽しかったよ!
頑張れ新人ルーキー!笑」

ギャル1「違うとこで出会えたらよかったな。。。バイバイ今日はありがと!」


エレベーターが閉まるまで俺はお辞儀をしていた。


番号は聞かなかった。


何故だろう。後から色んなホストに何故聞かなかったのか、馬鹿扱いもされたが、


本能。


直感・・・?



この子とはまた会える。


でもお客にはならない。


そう感じたんだ。


ガイ「きら!正直うらやましかったよっ!ちょっと嫉妬した!笑」


マネ「期待を裏切らない男だな!笑」


『あの・・・マネージャー・・』


マネ「どした?」


『来月から歩合でやってみたいです!』


マネ「・・・気持ちは分かるけど、来月って明後日だし。お前固定客いないだろ?一度歩合にしたら途中から日給には変えられないし厳しいぞ?」


『挑戦してみたいです!』

マネ「・・・まぁお前が決めた事ならいいけど・・・潰れるなよ!」


エレベーター前にあるパネルを見つめる。


代表 支配人 マネージャー 幹部補佐3人 ホスト

シャンパンに酔ったから
出た言葉?


元カレに似てるとゆう理由で指名をもらったから俺は認められた訳じゃない?


自分を追い込まなきゃ、
いつまでも日給だ。


きっと酔いが覚めたら不安になるだろう。

固定客もない。メモリーも浅い。


お茶っぴきで金にならないホストなんていっぱいいる。

自分次第


死に物狂いで上がって見せる。
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俺??ホストだょ!! ©著者:ナイズ

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