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10章:流れてく日々
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そんなこんなで、期末もなんとかいい点数を取る事が出来た。
グリコ先生と面談して、
3流大学に推薦してもらえる事になった。
てっぺーも推薦大丈夫だったみたいで安心した。
期末が終わると夏休みになる。高校3年の夏は、シノ達と祭りへ行ったり、
あやなと花火大会に行ったり充実していた。
あやなは保育士になる為に短大に行くみたいだ。
夢もかわいいなぁなんて思ってしまう。
でも心のすき間風はかなり冷たいと感じるくらい
少しずつ、確実に大きくなりはじめる。
夏休みも終わり、
2学期が始まる。
ある日、通学途中に
地元の女友達に電車の中であった。
ひさしぶりで話が盛り上がっていた。
その子のプリクラ帳を見ながら楽しそうだねぇ!なんてペラペラめくっていた。
すると
俺はこのプリクラ帳を見る事によって、あやなと別れる事になるとは思いもしなかった。
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