7章:親友との出会い (2/6)

それは2時間目の体育の時。


体育教師「今日はバスケットだ！5人ずつのグループに別れて座れ！」


まじかよ！！転校生扱いの俺にはそのミッション、
ハードすぎやしません？？


周りはすぐにグループに別れていく。


うわっまじ終わった！！これから一年間体育は持病持ちとか言って見学するしかないな。
そんな覚悟を決めていると、



「キョウって言うんだっけ？俺のチームでやろうぜ！」

と手招きをしてきた。


俺は驚きながらもそのグループへ。
ってこのグループ、あの後ろに固まってた奴らじゃん！

そう思いながら俺を誘ってくれた奴を見る。

「よろしく！俺、シノ！」とボールを指先で回しながら言うシノ。

『うん。よろしく！』


これが俺とシノ。の出会いだ。

俺の人生で数少ない親友。