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4章:知らない (2/32)





…何気ない毎日は本当にあっという間に過ぎていく。


本格的に寒くなった12月。


クリスマスまで、一週間だ。


今日は出勤人数の関係で、久しぶりに真輝と別の休日だ。


街中が煌めくネオンの中、早くもクリスマスソングが流れている。


雪でも降りそうな冷たい空気の中、私は舞のことを待っていた。


(寒っ…)

かじかむ手を口元に運び、息を吐きあたためる。


そんなことしたって、大してあたたかくないけど。


手袋でもしてくれば良かったな…。




………にしても、舞には待たされてばかりな気がする。


『はぁー。』


ため息を吐くと、まるで煙りのように、口元が白く染まった。




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