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2章:運命か偶然か (2/42)



あー…


『あっつー…』

焼ける様な暑い夏の日差しが、ジリジリとアスファルトを焦がす。


綺麗にアップをして見せたうなじから、汗がゆっくりと背中を伝う。


人がごった返す街中の隅っこで、ぽつりと立たずみ額にもじんわりと浮かぶ汗を指先で拭ったところで、右手に携帯の振動が伝わった。


握っていた携帯を開くと名前を確認し、すぐに通話ボタンを押した。


『遅ーい!マジ暑いんだけど!』


もしもし、とか、はい、とか、そんなことを言っている余裕も無い程に、今日はとにかく暑い。

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あなたのそばに ©著者:楓ーKaedeー

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