ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

12章:最出発、その後 (1/3)

12章:最出発、その後

空港に着き、時間があったから、お土産店をブラブラした。

彼は、多分何百円だと思うんだけど、指輪を買ってくれた。

……ずるいよ……

涙が止まらなくて、時間がこのまま止まってしまえばいいと思った。
"薬指にはめてくれた指輪は、どんな意味があったの?"

元気が出るようにと赤い髪飾りも付けられて久々に笑った。でも泣き笑い…

空港で搭乗口まで来るようにとアナウンスが流れた。

"行きたくない、側に居たい"

でもできないこと…
「人を傷つけて自分だけ幸せになんてなれないよ、相手にしたことは必ず自分に返ってくるんだよ。」と奥さんに言われた言葉。

「本当にさようなら。」
搭乗口まで手を繋いで…最後に抱きしめてくれて私は飛び立った。
41 /65

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

何も変われない私→変わろうとしてる私。 ©著者:沙羅

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.