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11章:お別れ、その後の生活 (1/4)

11章:お別れ、その後の生活

永遠にさようなら。
何もかも失った私には生きる意味が無くなった。

今までの心地好い居場所や愛が無くなったから…

心療内科で貰った薬を仕事のためと飲んでいなかったのと、地元から持ってきたものもあったから…お酒と一緒に全部飲んだ。50錠位?100錠位?とにかく家にある薬という薬を全て飲んだ。手首も切ろうとしたけど、そこから意識が薄れて気絶していた。

それから4、5日後に病院のベットで目が覚めた、覚めてしまった。そばにあなたがいた、奥さんも…。

合い鍵は喫茶店で返してもらってたから開けるの大変だったらしく鍵開ける人や、救急車も来るわで、周りも大騒ぎだったって…

"見つけないで欲しかった"

「メールの文章がヤバくて見に来たら倒れてて…」聞きたくないや。奥さんの手前で話すあなたの話しなんて聞きたくも無い。

"私結局死ねなかったんだ。あなたが心配して家に来る様なメールは送った覚え無い。"薬飲む前に確かにメールはしたけど…"

「とりあえず俺の家にしばらく来い!」
あなたは何を考えてるの!?
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何も変われない私→変わろうとしてる私。 ©著者:沙羅

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