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6章:鉄格子の牢屋生活
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6章:鉄格子の牢屋生活
治療を拒んだだけなのになんでだろうって今でも思ってる…
牢屋は右も、左にも何個も繋がってるみたいで、叫び声や、1日中呪文唱える声とか…とにかくこういう表現が正しいのかわからないけど、イカレテタ……頭が何かに犯される恐怖感で一杯になった…
毎晩寝れても悪夢を見て、汗だくになって起きる。季節は春…
春といっても雪がまだ残っているから寒かった。
毎日決まった時間に治療に使う紙と鉛筆が渡される為、壁にはたくさんのイカレタ落書きがあった(左右は冷たい壁だったから…)言葉に出しては言えない、イカレタ壁一面の落書き、変な絵とかもたくさん書いてあった…
トイレは仕切やドアがある訳でなく、和式が部屋の奥にポツンとあり、布団は煎餅のようなぺちゃんこ…
食事は鉄格子の入口の下からトレイに入って渡される…
ほとんど手を付けることはなかった。
1週間くらい?…そこに閉じ込められての生活。記憶がとぎれとぎれでわからない…。完全に無気力の廃人になっていた。寝れない、食べれない、面会謝絶で、1日中聴こえてくる色んな人の声。…壁のイカレタ落書きをただボーッと眺めるだけの毎日だった…
でも、頭には早く出たいという意識がどこかにあって、治療だけは拒まずにやった…
閉鎖病棟に戻る日、久々にお風呂に入る許可が下りた。
潔癖症な私にはとても有り難かった。何よりあの異空間から抜け出せると思うと、普通の事が幸せに思えた。
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