−ガチャ−

俺はやっている事で

ドアの音が気付かなかった。

また桜も一緒だった。

まさか歩が見ていたなんて…

歩は修学旅行から帰ってきた後、

健の所に会いたくて、

内緒で家に行きビックリさせようと思い来た。

だかドアを開けてみると…

健と桜が体を重ね合わせている。

俺は歩の存在に全く気付かなかった。

俺は後から知ったが、

この時桜は、歩が見ていた事を知っていたらしい。

歩は耐えられなくなり

ドアを閉めようとした。

すると桜が歩の方を向き

ニコッと笑った。

それを見た歩は泣きそうに

なるのをこらえドアを閉めた。

次の日

俺は何もなかったかの用な顔で学校に行った。

どんな顔して歩に会おう…

俺は歩に会うのを少しためらった。

昼休みになり、俺は歩の所に行った。

だか歩はいなかった…。

放課後になり歩の所にもう一度いった。

すると歩は浮かない顔して

座っている。

俺は
「歩〜！一緒に帰ろうぜ♪」

明るく声をかけてみた。

すると歩は
「健ちゃ…ん…別れよ…」

俺は頭が真っ白になった…