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11章:2月9日天国へ (1/1)

11章:2月9日天国へ

天国に行った
空の世界
俺が1番嫌いだったやつ
見るだけでイライラするやつ。

注意しても言うこと聞かないやつ!!

何回言っても同じことをやるやつ!

人間性として1番俺の嫌いなタイプの一人

でもそいつは今日死んだ

もう注意も
怒ることも
殴ることも
出来ない!!
俺が少し厳しくし過ぎたか??
お前は辛かったのか??
何が欲しかった??

お金か?それとも俺が落ちる所を見たかったのか?俺を追い詰めたかったのか??お前は何がしたかったんだ??
もしお前が死ぬことがわかってたら俺は行かせなかった!!俺は嫌いなお前をぶん殴ってでも止めた!!

俺は大嫌いなお前に反省が残る!もっと優しくしてやればよかった!もっとかまってやったり面倒も一杯見てやりたかった…美味しいもんだって食わせてやりたかったし…ホストっていう仕事の面白さも教えてやりたかった!!
あの言葉は嘘なのか「俺必ずNo.1になります」
でもお前はもういない…
何も伝えられない
逢いたくても会えない
なあ!!金ちゃん戻ってこいよ

なあ!!!
俺がホストをやって1番面倒を見て来た副主任に質問された
「虎さん…俺は先輩を兄貴としてホストとして質問があります!ホストで人が死ぬってどーゆことですか?!」

「ごめんな…今の俺には何も答えてあげられない」
おい!天国にいる金ちゃん
俺はどうしたらいいんだ??
お前を殺したのは俺なのか?

俺はお前のおかげで大きく成長したよ

いつ死ぬなんて人にはわからない。ただ明日死ぬかもしれないって思ってこれからわ相手に接したらいんだよな!?

お前の死はけして無駄なんかじゃない

俺も天国行った時はもう怒ったりなんかしない!だから安心しろよ

美味しいもん一杯くわせてやるからな

一期一会
これを頭に入れてお前のぶんまで生きてやっから
「虎さんは空の上の存在です」今となったら金太郎!お前が俺の空の上の存在だよ‥!
最後のメーレ
今までの疲れをしっかり取れよ
俺を許してくれ
お前は一流のホストだったよ!!
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今日人が死にました! ©著者:命

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