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3章:始めてのホストクラブ
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ゆうきの誕生日
どうしていいかわからなかったから、ただ待っていたら翔さんが席に来てくれた
翔『さゆりちゃん、今日はゆうきの誕生日だから、一緒にお祝いしようね?』
私『うん!お祝いしたいんだけど、どうしたらいいか分からない
』
翔『ゆうきと話しながら決めたら?』
そうしたいけど、なかなかゆうきは来ないし
とりあえず、シャンパンを入れた。
そうしたら、すぐゆうきがきて
ゆうき『ありがとう
席につけないで、ごめんね。』
私『ううん。大丈夫だよ。ゆうき?今日は誕生日だから、どうしたらいいか分からないから、ゆうきが決めて?』
ゆうき『何にもいらないよ。来てくれただけで、嬉しいから。』
私『う〜ん。でも、何かしてあげたいのに。』
どうしよう、って、思ってたら、もうラストになるらしく、ホストは、その日、1番売り上げをあげた人が、ラスト歌を歌うので、ゆうきに歌ってほしかったから、最後の最後でシャンパンを沢山いれた
会計は、80万円くらいだったかな
私の隣りで、ゆうきは歌ってくれた
現金で支払いをした私は、こいつ金あるな、と、思ったんだろうね。
帰りアフターして、ゆうきの家に行った
この月、翔さんを抜いて、ゆうきがNo.1になった
ゆうきの家は、お世辞にも綺麗とは言えなかった
二人とも、酔っ払いで
すぐ寝た
起きたら、ゆうきは、まだ寝ていた。
周りを見渡すと、いかにも女物!っていう服?とか化粧品とかあった。
悲しくなった。
信じてた私が馬鹿なの?
ゆうきが起きた
ゆうき『まだいたんだ。
帰らないの?』
素っ気ない態度!
なんなの?とか、思ったけど、勇気がない私は、何も言えなかった。
私『送ってくれないの?』
ゆうき『は?めんどくさいから無理。』
家には、女物があるし、急に冷たくなるし、意味わからなかった。
そして、泣きながら帰った
付き合っている、って思っていたのは私だけだったんだね?
ゆうきにしたら、いい客だったんだよね?
こうして、ゆうきとは終わった。
ゆうきから、メールや電話がきたが、シカトした。
もう、ホストを信じるのを辞めよう、って、思ったからだ。
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ホスト後遺症 ©著者:さゆり
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