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14章:失速 (12/12)

何なんだよ一体・・イライラする・・


心が泡立ったままそこにあった本を壁に投げつけると、
「うるさいっ!」
と一階から父の怒鳴り声が響いた。


何なの、何なの何なの何なの!!?

余計に心に余裕が無くなり、苛立ちで胸がいっぱいになる。
とりあえず落ち着かなきゃ・・意味もなく携帯をカチカチ弄った。


そうだ、友香子がどうとか言ってたな・・友香子め、何か知ってんのか?


ふと多香子の言葉を思いだした私は、少し前に携帯を手に入れたと言ってはしゃいでいた友香子にメールを打った。



「彩だよ!友香子〜、こないだごめんね!あたし頭狂ってたわ!
ところで聞きたいんだけどさ、友香子、多香子先輩って知ってる?」


・・・・あれ?


そこまで打って私はメールを打つ手を止めた。



友香子と、多香子・・・・?


・・・・
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サイコパスの愛情 ©著者:あや

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