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9章:友香子 (4/7)

「あやってさあ、私のこと嫌い?」

中間テストを目前にしたある日、お弁当のゆで卵をつつきながら友香子が聞いてきた。

「えっ、なんで!?んなわけないじゃん!」


私は驚いてすぐに否定したが、友香子はじっと私を見つめながら上目遣いで、

「ほんとにぃ?友香子、うざくない?」

とまた聞いてきた。


・・うわーウザい。

てかなんでそんなこと聞くんだろ、まさか心の声が聞こえたとか?

ありもしない疑問を抱きながらも、

「友香子はあたしのこと嫌いなんだ?だからそんなこと聞くんでしょ」

と答えた。


すると友香子は心底ビックリしたように、

「そんなわけないじゃん!」

と言った。


「あたし、不安なんだよね・・あやってあんまり自分から話しかけてくれないし、あたしのこと避けてる気がして・・最近朋恵とばっかり一緒にいるしさ」

友香子は俯き、少し膨れながら呟いた。

「違うよ、バカだなあ友香子はっ!確かに朋恵とも仲良いけど、どっちも同じくらい好きだよ!」

私は笑いながらも、発言をより本心らしく見せようと、ふざけて罵る余裕をみせながら言った。
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サイコパスの愛情 ©著者:あや

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