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6章:サイコパス (9/9)

先生は私に聞いた。

「あやちゃんは飼っていた犬を、なんで殺したのかな?」

「そこにいたから」


先生は母に向き直った。


「こういうことです。サイコパスの中には、殺しが好きだから殺した、というタイプもいますが、多くは自分の気分や欲望の為に相手を傷つけます。」

「そんな・・」

「好きだから殺した、そこにいたから傷つけた、あれを奪うために殴り付けた・・理解しがたいけれど、そういうものなんです」


母は私がガン宣告されたかの如く泣いていた。


「・・治らないんですか?」

母の言葉に、

「病気ではないんですよ」

と、困ったようにしながら先生は答えた。
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サイコパスの愛情 ©著者:あや

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