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7章:僅かな希望 (6/7)

ご飯の時間にも呼んでくれなくなった。
皆の残り物にラップがかけてあって、それを一人で食べた。

なにも一緒に食べるなと直接言われたわけじゃない。


だけど前までは、いくら私に対してテスト以外の関心がなかったとは言え、ご飯は私が帰る時間になるべく合わせて作ってくれていた。

ご飯が出来るまでの僅かな時間も部屋で勉強する私を、
「あやちゃーん、ご飯だよ!」
と声を張り上げて呼んでくれていたのに。


それなのに今は、部屋でゲームをする弟だけを、
「ともくーん、ご飯だよ!」
と呼ぶようになった。


そう言われると何だか私は行きづらくて、みんなと一緒にはご飯を食べられなくなってしまったのだった。
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サイコパスの愛情 ©著者:あや

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