ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

4章:命 (9/9)

医者は母の方を向き直り言った。

「お母さん、この位の年の子はね、まだ罪の意識もはっきりしてない頃だ。そうだなあ、いわば個性だね。でもその個性もさ、まだ出来上がってないような段階なんだよ。」


「はい・・」


「だから今の段階で、この子はこんな子だー!なんて決めつけるのは、些か性急すぎるとは思いますね。」


「あの、でも・・」


「お母さんが不安なのはわかります。確かに今形成された性格は、後々に大きく影響してきますからね、今が大事なときですね。んー、なんなら、カウンセリングなんて付けてみますか?」


「あっ・・お願いします・・」


え、何勝手に決めてんの?

「はあー?やだ!」

「あんたは黙ってなさい!」

母に一喝され、こうして私はカウンセリングを受けるハメになった。
39 /639

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

サイコパスの愛情 ©著者:あや

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.