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10章:【METAMOLPHOSE-white side-】 (20/21)


「これから仕事?」

「そうだよー。蓮月くんは?」

「俺はこれから寝るよ(笑)」

「良いなぁ。」
そう言って百合は笑った。

「頑張ってね、看護婦さん。」

「ありがとう。行ってきます。」


短い会話だった。
1分くらい。

俺は柄にもなく上機嫌で、
携帯を閉じたあとも開いたり閉じたり繰り返しては余韻に浸った。


俺って気持ちわりぃな。(笑)
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