9章:【METAMOLPHOSE-tactics side-】 (7/8)

結局その日は智恵と過ごした。

退屈な毎日。


近づきたいのに、百合に近づくことさえ出来ない。


俺まだ連絡先すら知らないんだぜ？
だせぇよ。自分でも恥ずかしいくらい。

中学生のときみたいに、なかなか連絡先を聞けなくてタジタジする感覚。


俺、仮にもホストだよな？
自分でもよくわからない、焦燥感。