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1章:本気になるなんて… (25/25)

でも恋したかった
ときめきが欲しかった

全てを話した
私の心境も全て

月(らいと)は言った
『そんな奴と結婚しなきゃいいじゃん!
俺じゃダメ?』

『何言ってんの?』

『俺、華月のこと好き
だって実は待ち受け
華月なんだよね(笑)』

見せてくれた
店のホームページの写真だった

ビックリした
ホストって、そこまで
するんだって(笑)

この時はそう思ってた
思わないと
ホストに本気で恋して傷つくのが怖かった

10個も離れてたら、いくら彼が大人っぽくても
彼から見たら私は
おばさんだから

私は、この時
既に月(らいと)に恋していたのかもしれない
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神様の悪戯 ©著者:華月

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