準備がおわり重ダルい体をひきづりながら
仕事へいく。

最近あそんでばっかだからちゃんと寝てないもんなぁ
学校も始まるし生活もどさなきゃ……


予約のお客様がもうついているとお店からメールがきた。

あたしの一番の太客。

ほぼ毎日きているし
チップもくれる。

大事にしなきゃ

事務所に入り挨拶をして鍵をもらった。

部屋着に入りキャミワンピに着替える。

「お願いします」
とコールをした。

ここからあたしは商品にかわる。
満足してもらうために愛想をふりまく。

「会いたかったよ！」と入ってくるなりキスをしてきた。
気持ち悪くて抱きつきながらみられないように口をふいた。


18歳の何もしらない純粋なあゆみを演じる。

少ししてから
携帯が光った。



リカかな……
それとも……


頭では忘れようと思っているが
どこかで待っていた……

アキからの連絡を……



そう思うと
接客に集中できず


ドキドキがとまらなかった。