18歳。
あたしは夢である看護師になる為にこの学校に入学した。


たくさん勉強して推薦で附属の学校に合格した。



単純に嬉しかった。
あと3年勉強すれば夢がかなうんだ。




でもこの時
ある悩みがあった。




家が貧乏で
学費を払えない
と言うこと。


はっきり言って親は大きらいだった。


あたしは母親の連れ子で
父親ちがいの兄弟がいる。
簡単に言うとあたしは邪魔な子だった。


貧乏だったので進学も反対された。
でもあたしは自分で全部するからと言って
押し通した。


早く働いてお金を入れろと言われていた。


高校生の時必死でバイトしながら学費をためて月にいくらかは親に渡していた。


なのに
それが当たり前だみたいな事を言われた。


あんな親大きらい。


あたしは親の愛情をしらない。


ｱﾀｼｦﾐﾃ

ﾀﾞﾚｶｱﾀｼｦﾐﾃﾖ

ともう一人の自分が訴えていたのかもしれない……