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30章:2011年8月
赤坂の神戸牛懐石の店で、ディナーをした帰りだった。
韓国人の多い街なか、狭い道幅。
進行方向に、ヤクザが数人立っているのが見えた。
すれ違いざまに、ありさの連れが、その内の1人と顔見知りだったらしく、歩みを止め、その場で軽い挨拶を交わした。
…瞬間だった。
タバコを気だるく吸う1人の男に、ありさは完全に目を奪われた。
(…拓海?)
ヤクザたちから、数歩離れて、誰よりも貫禄のあるオーラを放っている1人の男が、ありさの目をひいた。
拓海に、似ている。
髪型や体型は違っていたが、目を細めるくせや、薄い唇、タバコの吸い方、拓海を思い出させた。
ありさが、探るようにジッと見つめると、ありさの視線に気づいた男がこちらに向き直り、まともに目が合ってしまった。
ありさの心臓はバクバクと、早鐘をうった。
数秒見つめ合った後に、ありさは連れの男に促され、その場を後にした。
(拓海だったのだろうか。)
確証がもてない自分が、不思議だった。
(忘れたことなんて、なかったのに。)
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