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29章:堕落
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29章:堕落
六本木のサイタブリアで、吉本とミモザで乾杯をした。
あれから、ありさは吉本に電話をした。
吉本は、いつもと変わらない口調で、淡々と話した。
「君、もうご飯は食べたの?まだ?じゃあ、何か食べに行こうか。30分後に、マンションの下に迎えに行くから、用意しておいて。じゃあ。」
早口で、そう言うと、電話がきれた。
僅か1分足らずの通話だった。
30分後に、マンションの車寄せに、1台のタクシーがするするとやってきた。
中には、吉本が乗っていたが、吉本は携帯電話で通話中だった。
吉本は目配せで、ありさに乗車を促し、ありさがタクシーに乗り込むと、そのままタクシーは青山方面へと向かった。
タクシーの中で、吉本はずっと携帯電話で話していた。
事務所のタレントの、ツアーの話しのようだった。
宿泊するホテルのグレードや、移動の足代などを確認しているようだった。
ようやく通話が終わった時には、もう目的の店に着くところだった。
「ここでいいです。」
吉本がタクシーを止めたのは、青山寄りの六本木、一方通行の、どん詰まりのような場所だった。
予約をしていたらしく、店のスタッフがタクシーのドアを開けて、吉本とありさを出迎えた。
店へのアプローチは、水がサラサラと流れていて、いかにも隠れ家レストラン、といった店だった。
吉本はありさの体調を気遣って、軽めにミモザで乾杯を提案した。
「チョコレート、ありがとう。よくあたしの好きなもの、知ってたね。嬉しかった。」
吉本は、困ったように、自嘲的にふっと笑った。
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