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17章:撮影 (2/18)

ありさがメーカーにお願いしたのは、ただ一つだけ。

「相田さんを男優で呼んで欲しいの。ありさの撮影の時は毎回。」

プロデューサーにそう言うと、ちょっと意外そうな顔をされた。

「え?相田さん?ありさちゃん、渋いねー(笑)」

プロデューサーもマネージャーも、ありさと相田さんがプライベートで会っていることは知らない。

「なんか、相性良かったから。現場に相田さん居ると、安心するんだよね。」

「ありさ、おっさん好きだねー。」

よっちゃんはあまり面白くなさそうな態度だ。

ありさがセルデビューするメーカーが決まって、すぐに相田さんに会いに行った。

中野のダーツバー。

ありさは初めて行くところだったが、業界の人がよく行くお店らしい。

ありさが行くと、相田さんは店員さんと楽しそうにお喋りしていた。

「お待たせ!」

何となく入りにくかったから、入り口でぱたぱたと手を振った。

「うん。こっちおいで。」

相田さんが手招きしてくれた。
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アクトレス ©著者:伊吹

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