夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
6章:共同生活③
(2/7)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
胃洗浄が行われたかどうかは解らないが、保護室での日々は、俺が起き上がれるようになってすぐに解放された。
ただし、保護室で陰部を石鹸でガシガシ洗われた事も、鼻の管を抜く時にやたら痛かったのも俺の記憶としてしっかり焼き付いている。
保護室のドアは看護師が入るため開かれていたので、俺は鉄格子横の便所だけは絶対に使わず、点滴のぶら下がった棒を押してトイレまで行った。
入りたくはないが女子便所に入った。
身体が女だと云う事を嫌でも痛感させられるので、女子便所に入る事ほど屈辱的な事はないが、
部屋の便器を使うよりははるかにマシだった。
身体が元に戻ったところで俺は前と同じ大部屋に戻された。
別に何が懐かしい訳でもないが、自分が多少マトモになった気がして安堵した事だけは覚えている。
・・しかし、こんなに長時間表に出ている事は初めての事だった。
身体を使えば眠くなると言う、当たり前の睡眠欲も体験出来た。
元々不眠症で良かったと感謝する経験も。
もう二度と、海斗を表に出さない。
その為に、俺は眠らない。
<前へ
60 /129
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
多重人格 ©著者:いたる
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.