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8章:━ヒカルの過去━ (2/3)



少年院を出た俺がまともに働けるところなんか無かった

そんな俺を拾ってくれた場所
そこがホストクラブだった

地元のホストクラブは都会のホストクラブと違って
そこまで綺麗でもいつかドラマで見たのような空間でも無かったけれど
俺には全てが眩しかった

ここで1からやり直すんだって夢中で働いた

でも長くは続かなかった


俺は愚かだった

何も学んでいないまま
何も成長しないまま
ただ歳を重ね少年院を出てきただけだった


客とのトラブルの後に俺は客を刺してしまった

被害届けを出された俺は少年院ではなく刑務所の檻の中へ…


二十歳になったばかりだった

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狂った哀情 ©著者:あみな

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