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4章:皇子、降臨 (5/5)

「座れば?」

セイヤは冷たく言った。

「うん。」

私は席に着く。
セイヤは隣に座った。

「…アンリ、一体何してたんだよ」

セイヤはあくまでも感情を抑え、声を落として尋ねる。

「セイヤ…アンリはもう居ないの。今はレイラって呼ばれてる」

私はタバコの煙りを吐きながら答えた。

「…やっぱり。お前はそんな事して俺が悦ぶとでも思ってんの?」

…相変わらず冷たくて綺麗な眼。

「分からない。でも…私の勝手」

眼を合わせると呑まれてしまいそうで、タバコの煙りで視野をぼやかした。
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ジルコニアの輝き2 ©著者:バニラ

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